老人支配の構造 - 池田信夫 blog

この背景には、賃金コストを下げたい経営者と正社員の既得権を守りたい労働組合の結託があるので、前者を代弁する自民党も後者を代弁する民主党も、この不公平を隠して「構造改革が格差を拡大した」などと宣伝する。「コンクリートから人へ」というのは目くらましで、公共事業もバラマキ福祉も、現在世代の消費のコストを将来世代に転嫁する点では変わりない。それは国債が課税の延期であるということがわかりにくい財政錯覚を利用して、老人の既得権を丸ごと守る戦術である。

双方とも「小泉改革批判を目くらましにして既得権を維持しようとしている」という見立てには同意。

橋下知事 高支持率キープ…雇用・税減収の再生これから : 橋下 府政改革 : 特集 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

高村薫さんは「支持率が高いのは、府民の多くが『頑張っているみたいやから任せとこか』という程度の感覚。知事の政策をきちんと評価しているわけではない」と指摘。

いま、民主党が取り戻さなければならないのは、この感覚では?

今の鳩山政権から失われているのは、
「頑張っている」という姿勢。
なんでもいいから、強大な敵に立ち向かってさえいれば、
年金が未納でも「人生いろいろ」で済んでしまう。
皮肉でもなんでもなく、日本はそんな国。

霞ヶ関と闘う小泉純一郎は許され、
文句を言ってるだけの菅直人は許されなかった。
まあ、野党党首は戦いようもないんだけれど……。

鳩山さんは闘える立場にあるのだから、
今からでも充分に失地回復のチャンスはあるし、
それを目指して欲しい。

いちばんなって欲しくない展開は、トップのクビをすげかえてお茶を濁し、300議席を4年間のらりくらりと満喫してしまえ、なんてなことを指向しだす民主党の「自民党化」なので。

時事ドットコム:小政党「おとなしくして」=福島、亀井氏に不快感-中井国家公安委員長

小政党「おとなしくして」=福島、亀井氏に不快感-中井国家公安委員長

社民党や国民新党の声が大きくなるほどに、
「鳩山さんでは収拾がつけられん、小沢さんに話をまとめてもらうしかない」という力場が発生するので、
福島、亀井両氏は小沢さんの別動部隊ではないかという気がしている今日このごろ。

中日新聞:首相、発言また迷走 「検討」は「前向きではない」:政治(CHUNICHI Web)

共産党の志位和夫委員長と国会で会談した際のこと。志位氏によると、首相は「大企業の内部留保に適正な課税を行うことも検討したい」と述べた。会談後、記者団が発言内容の確認を求めると、首相は「せっかく(内部留保対策を)持ってきたから、検討してみましょうと申し上げた。前向きではない」と説明した。

米軍普天間飛行場移設問題をはじめ、首相の八方美人的なリップサービスによって事態をこじらせるケースが目立つが、この悪い癖がまた出たようだ。

アフタータイムに入ってから「殿、今のご発言ですが……」と注進を受けて軌道修正をする、鳩山首相のいつものターン。
頭は悪くないんだけれど、勉強がすごいぐらいに足りてない、、、みたいな感じだろうか?