Globalization is not a choice but a fact - 西尾泰和のはてなダイアリー
タイトルの「Globalization is not a choice but a fact(グローバリゼーションは選択肢ではなく、事実だ)」ってのはライス国務長官のダボス会議での発言なわけだが、かなり端的にグローバリゼーションに対する誤解を言い当てている。グローバリゼーションとは、インターネットの発明と、特にeコマースの発明が引き起こした社会構造の変化なんだ。つまりfactだ。個別の企業がグローバリゼーションを選択するとかしないとか言えるような選択肢ではない。
例を上げて説明しよう。たとえばあなたが食器メーカーで、今まで近くの飲食店に食器を卸してぼちぼちの利益をあげてたとする。別にグローバリゼーションなんか自分に関係ないし、今まで通りでいいや、と思っていたとする。しかしもしかするといま自分の顧客のカフェ店主はインターネットで北欧の聞いたこともないメーカーの食器を見て「こっちの方がいいな」と思っているかも知れない。毎年安定していた売上が、来年はいきなり半減するかも知れない。これがグローバリゼーションだ。あなたが「グローバリゼーションなんかしなくていいや」などと言って対策を取らないでいる間に世界の何処かの競合他社がコマを進めているかもしれない。あなたが何もしなくても、グローバリゼーションは止まらない。あなたが何もしないことで変化が止まるのではなく、あなたが変化に取り残されるだけだ。生命の歴史において、生き残るって来たのは一番強い生物ではない、一番変化に適応できた生物だ。変化に適応できなければティラノサウルスでも絶滅するんだ。
via d.hatena.ne.jp
変化に適応できなければ、どんなに強かった生き物でも絶滅する。