じぶんのあたまでかんがえない http://katsujiya.posterous.com だれかのことばにしはいされよう posterous.com Mon, 28 Jun 2010 18:07:45 -0700 池田信夫 blog : 財務省の法人税巻き返し工作が始まった? http://katsujiya.posterous.com/-blog-493 http://katsujiya.posterous.com/-blog-493
日本企業の納税額が少ないのはもうかってないからで、税率とは関係ない。法人税が何%だろうと(100%でないかぎり)、国内企業は税率を所与として利潤を最大化するので、法人税率は国内投資に中立である。こんなことは財政学の初歩だ。問題は多国籍企業の場合である。パナソニックは、今年の新卒採用の8割を海外採用にした。グローバル企業が税引き後のキャッシュフローを最大化すると、税率の高い国から資本逃避が増える。

ドメスティックな朝日新聞は知らないだろうが、日本企業は世界で闘っており、外資系企業もなるべく日本で資産をもたないように金融技術を駆使しているのだ。税率が高いのに税収が少ないのは、こうした資本逃避に加えて、自営業の所得捕捉率が低いために赤字法人が7割を超え、租税特別措置で抜け穴だらけになっているからだ。その穴をふさがないで税率を高くしても、グローバル企業から先に逃げてゆく。ユニクロも、2012年から公用語を英語にする。

納税額を利益ではなく売上高の比率で比べて低く見せるという奇妙な計算を、この記者が思いついたのかどうか疑わしい。財務省が「レクチャー」して、この数字を教えたのではないか。日本経済が破滅しても税収の確保のほうが大事だという主税局の工作が始まったのかもしれない。

多国籍企業は、
税引き後のキャッシュフローを最大にするために行動するので、
税率の高い国に資産を持たないようにするのは当然のこと。

なので法人税改革は、
・税率を下げる
・自営業の所得捕捉率を上げる
・租税特別措置の抜け穴を塞ぐ
の3つのアプローチが必要、という話。

Permalink | Leave a comment  »

]]>
http://posterous.com/images/profile/missing-user-75.png http://posterous.com/users/5eHzJKTv33FL asuka shota katsujiya asuka shota