じぶんのあたまでかんがえない http://katsujiya.posterous.com だれかのことばにしはいされよう posterous.com Tue, 22 Jun 2010 17:22:00 -0700 人民元の上昇容認 対ドル固定相場解除と投資戦略 - Market Hack(外国株ひろば Version 2.0) http://katsujiya.posterous.com/-market-hack-version-20-6 http://katsujiya.posterous.com/-market-hack-version-20-6
【外圧ではない、インフレ圧力だ】
今回中国人民銀行が為替レート変動を容認する決断をした背景として米国議会からのプレッシャーなどの外圧は関係ありません。

あくまでも固定レートの維持がひきおこす、中国国内の慢性的なインフレ圧力が為替レート変動容認の動機です。

いま中国のGDPは年率12%近く成長しています。一方、アメリカの成長率は3%程度です。

普通、中国ほど急激にGDPが成長している国では金利を引き上げて物価上昇に対するガードを固める必要があります。

しかし中国ではそれが出来なかったのです。

なぜなら人民元を米ドルにペグ(固定)していたからです。

固定レートは人民元と米ドルの間で為替変動リスクが無かったことを意味します。

その場合、若し中国が実体経済の強さをそのまま反映した高い金利設定にすると「高利回りのうえに為替リスクなし」という、投資家にとって美味しすぎる状態が発生してしまうのです。

すると人民元預金のための投機資金が殺到します。

このようなホットマネーが飛び込んでくると中央銀行が為替を一定の交換レートに固定するのは至難の業となります。

そのためにも人民元預金の金利は「旨味が少ない」水準にとどめておく必要があったのです。

預金しても割に合わない状況がわざと作られていた関係で中国の人々は実体経済にお金を突っ込んだ方が得だと判断しました。

逆にそうしなければ折角稼いだお金はインフレによりどんどん目減りしているように感じてしまうのです。

去年からニンニク・バブルが起きたり、そら豆の値段が騰がったり、地価が値上がりしたのはこういうメカニズムが働いているからです。

一生懸命働いているのに、物価高で生活は苦しいしマイホームの夢はどんどん遠のいている、、、

中国の人々のこうした焦りが根底にあるからこそ、ホンダやトヨタの工場で賃上げ闘争が起きたのです。

 

 

あくまで中国は自国の都合で、人民元のドルペッグ政策を改定した、という話。

基本的には「景気過熱>利上げで冷やす」という理屈。
景気のいい国はインフレを制御するために金利を上げる。

中国は利上げのタイミングを伺っていたが、
米ドルと人民元の交換レートを固定したままでそれをすると、
為替リスクなしの、高利回り通貨キャリートレードが発生してしまうので、 
まずはドルペッグの解消を始めた、という流れ。 

すでに投機マネーになだれ込まれていたのがブラジル。
キャリートレードマネーがなだれこんで、
通貨レアルが上昇、自国輸出作業にマイナスの影響が見られるようになってきた。
そこで海外からの投資に対して課税するという措置に出た。

中国は人為的に通貨を固定したため、
景気過熱分だけ物価が上昇。
稼いだお金は貯金しようにも低金利政策でインフレ負けしてしまうので、
不動産や商品、株価に向けられ、それらのバブルが発生していた。

今後中国は、
輸出産業のダメージを最小限にしながら、
通貨と物価をコントロールして、
社会不安を押さえ込んでいくというハンドリングが迫られる。 

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Wed, 14 Apr 2010 20:27:29 -0700 デフレ脱却議員連盟、120円台への円安誘導を主張 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)/ウェブリブログ http://katsujiya.posterous.com/120-239 http://katsujiya.posterous.com/120-239
逆にこれまでの歴史は輸入物価ベースと輸出物価ベースの購買力平価(いずれもCPIベースよりはるかに円高水準)の間でであることが多く、しかも時のアメリカの政治状況によってかなりぶれがあります。かなり特徴的なのは、極端に円高方向にぶれたのが過去のアメリカの民主党政権時代であること。オバマ政権が輸出倍増政策とか言い出しているときに120円台目指すとか言い出すのは、相当気合入れて喧嘩する覚悟がおありなんでしょうなぁ。

確かにデフレ脱却のために何らかの行動を起こすべきという気持ちはわかるのですが、為替レートはあくまで結果であってそれを手段としてはならないというのが過去の教訓(近隣窮乏化政策で国際紛争が起きてきた)ではないでしょうか?

度を超した通貨安政策は「貿易戦争を起こすぞ」と宣言しているも同じ、という話。

その自覚や覚悟もないのに、言葉だけをふわふわと打ち上げているから、浮かせているから、不安になる。

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Thu, 01 Apr 2010 06:03:47 -0700 ロゴフ講演・バーナンキと元相場 - himaginaryの日記 http://katsujiya.posterous.com/-himaginary http://katsujiya.posterous.com/-himaginary
中国の最大の恐怖が日本のようになることだ、という点です。そして米国の最大の恐怖も、日本のようになることです。

笑えない……。

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Mon, 15 Mar 2010 22:00:35 -0700 中国株が背負う三重苦 - Market Hack(外国株ひろば Version 2.0) http://katsujiya.posterous.com/-market-hack-version-20-2 http://katsujiya.posterous.com/-market-hack-version-20-2
人民元のレートを固定しようとするとどうしてもマネー・サプライが増えてしまいます。これは景気が悪いうちは苦にならないことなのですが、現在のように食品価格をおさえ、不動産バブルを防ごうとしているときには困った現象です。

貿易の問題を別として、単なるインフレ抑制という観点から物事を考えれば、サッサと人民元を切り上げてしまった方が中国にとっては有利です。

変動相場は変動相場で大変だけど、
固定相場は固定相場で大変、という話。

というか、変動相場は固定相場の弊害をなくすために発明された制度だから。

通貨を固定すると、そのしわ寄せがマネーサプライに現れる。
マネーサプライが増えると、お金の価値が下がる分、物価が上がる。
つまりインフレ。

通貨安による雇用増よりも、インフレによる社会不安のほうを中国政府はリスクに感じ始めている。人口の多い国は多い国で大変。

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Mon, 15 Mar 2010 21:46:27 -0700 中国株が背負う三重苦 - Market Hack(外国株ひろば Version 2.0) http://katsujiya.posterous.com/-market-hack-version-20-1 http://katsujiya.posterous.com/-market-hack-version-20-1
アメリカ政府は中国が人民元切り上げの腹を決めようとするタイミングを見計らって、狙い澄ましたかのように「中国は為替操作していて、けしからん」と中国人の面子を潰すコメントを出してきている観があります。

もちろん、中間選挙対策とか、そういう国内事情も関係していることは間違いありませんが、その余りのタイミングの良さに(ひょっとして、オバマ政権はわざと人民元切り上げのタイミングを遅らせようとしているのではないか?)と勘繰りたくなるほどです。

つまり選挙はまだまだ先の話なので、今、中国が人民元を切り上げて、問題児でなくなってしまえば、選挙戦たけなわのときに中国という格好のスケープゴートを失ってしまうのです。中国が外圧に屈することをよしとしないことを計算の上で、わざとそういう嫌がらせをする米国の態度は卑劣ですね。

中国は彼ら自身の思惑で人民元の切り上げに傾こうとしているのに、オバマ政権が今年の中間選挙で使うカードとして、人民元切り上げを利用しようとしているのでは、という説。

それはさておき、個人的には中国政府の経済金融政策の巧みさに唸らされることが多いので、今回のインフレ退治、バブル抑止についてもお手並み拝見というところです。

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Mon, 08 Mar 2010 03:08:05 -0800 人民元切り上げの現実味~中国サイドの意図とは? |  金融市場Watch Weblog http://katsujiya.posterous.com/-watch-weblog http://katsujiya.posterous.com/-watch-weblog
ドルペッグは、中国政府にとって米国の金融政策によるインフレ的な影響を事実上固定化させられていることを意味する


と指摘している。つまり、ドルと人民元が表裏一体のものである以上、米国の緩和的な金融政策の影響を受けるということである。ドルと人民元のレートを固定させるために非不胎化的な介入を行うことは、同時に市中にマネーをあふれさせることにもなるし、それが資産バブルを生む素地になる。さらに安いドルにペッグするのであるから輸入物価を押し上げ、CPIを上昇させる要因になる。従ってインフレやバブルを気にしなければならない中国当局にとっても切り上げをいずれ行わなければならないということはコンセンサスとして出来ている。米国が出口戦略に向かうことがあればそのままドル高の恩恵を受けられるだろうが、そうもなかなか米国もすぐには出口には向けられない。その間に中国経済が過熱してしまうようだと中国サイドで手をうつしかあるまい、ということになる。

中国はあくまで中国の都合で人民元を切り上げていく。
本当にこの国は、日本の失敗を研究している。
あっぱれというほかない。

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