中国株が背負う三重苦 - Market Hack(外国株ひろば Version 2.0)
人民元のレートを固定しようとするとどうしてもマネー・サプライが増えてしまいます。これは景気が悪いうちは苦にならないことなのですが、現在のように食品価格をおさえ、不動産バブルを防ごうとしているときには困った現象です。貿易の問題を別として、単なるインフレ抑制という観点から物事を考えれば、サッサと人民元を切り上げてしまった方が中国にとっては有利です。
変動相場は変動相場で大変だけど、
固定相場は固定相場で大変、という話。
というか、変動相場は固定相場の弊害をなくすために発明された制度だから。
通貨を固定すると、そのしわ寄せがマネーサプライに現れる。
マネーサプライが増えると、お金の価値が下がる分、物価が上がる。
つまりインフレ。
通貨安による雇用増よりも、インフレによる社会不安のほうを中国政府はリスクに感じ始めている。人口の多い国は多い国で大変。