ギリシャ救済へ 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)/ウェブリブログ

本来ユーロという仕組みは、弱い国にとっては切り下げができないという足かせでまさにそれが問題なわけですが、強い国にとっては、「切り上げしなくてもいい」というメリットもあるのです。つまり、ドイツは相対的に輸出競争力を維持し続けることができるのであり、ユーロという仕組みそのものから多額の補助金を受け取っているに等しいともいえます。ユーロは、比較的域内貿易の多いユーロの中の強い国ドイツにとっては実はメリットのある仕組みです。

ドイツにしてみれば、足腰の弱い国がユーロの足を引っ張ってくれたほうが、輸出競争力を維持できるので、ギリシャを離脱させる理由はない、という話。

ただ上記のロジックよりも、
ドイツ野党の「なんでギリシャの年金を守るために、我々が血税を払わなければならないんだ」という話の説得力のほうが強いので、
メルケル首相は頭の痛いところでしょう。