アゴラ : 「預金課税」についてのQ&A - 磯崎 哲也

デフレ環境下で預金には実質的な利得が発生しているので、それに対して課税を行う。

日銀の国債引き受けとは、まったく方向性の逆なデフレ対策。

なるほどと思ったポイントは以下に。

  • 銀行の金余りを解消させるための預金課税
    • 銀行の金余りを解消させることで、デフレ退治の土台を作る
    • 金余りが解消するレベルまで税率をアップさせていく
  • 預金だけに課税するのは、そのお金を消費なり、株や債券などの投資に振り向けて欲しいから
    • 消費や投資、どっちでも経済に対するプラス効果がある
    • 現状、預金は投資に回らないのでプラス効果がない
  • 預金課税は資産課税なので、消費税増税「よりは」弱者に優しい
    • 預金から減るのと、サイフから減る、の差でしかない

「所得税、消費税増税と預金課税のどっちがいいか?」という選択肢はあってもいいかもしれない。

後者の場合、特例をのぞいて預金1円からでも課税、みたいな感じにしないと「口座分散で租税回避」みたいな裏技が使えちゃうんじゃないだろか、と思ったりはする。

ただ、0に近い利回りでも「株より預金」を選んでいる国民性を考えると、
結局はMRFや国債などの、元本保証に近い金融商品が売れるだけの話かもしんない。