世代間格差と世代内格差 - DeLTA Function

年間収入のジニ係数(この数値が大きいほど格差も大きい)を見てみましょう。高齢になるほど世代内格差が大きいことが分かります。これは有業者か否か、または厚生年金の比例報酬部分及び企業年金の違いが大きいということでしょう。一方、1999年との推移で見ると、65歳以上の世代では格差が縮小する傾向にありますが、それ以下の世代では収入格差が拡大しています。特に30歳未満の世代の収入格差が大きくなっていることが見て取れます。

以上を総合しますと、バブル崩壊後の長期不況の痛手は若い世代に集中し、高齢者世代はそれほど痛みを受けていないということが分かります。世代間格差の是正を謳うならば、年金制度等の議論よりもまずデフレ脱却策を議論すべきです。

所得税を取れない層から財源を取る=消費税という言説があるが、
正確には、
所得はないが資産を持つ層から財源を取る、であるべきだろう。

つまり、資産課税の文脈で(現実的には相続税100%なんて無理だから、弱めの資産課税として)、消費税を考えてみる。