【経済コラム】日本国債に現実逃避のマネーが流れ込む-W・ペセック - Bloomberg.co.jp

日本国債に対する投資家の信認の一部は、市場の暴落を回避する財務省の一種の魔法の力によって支えられている。それは日本国債の90%以上を国内の投資家が保有する状況に寄与する一方、官僚はヘッジファンド運用者の多くを屈辱的な気分にさせている。

  しかしながら、国債利回りが1.2%を下回れば、事態は不安定になる。日銀がデフレに対抗する量的緩和策で国債買い入れを増やした2003年6月に、10年債利回りは過去最低の0.43%を記録した。だが、財政に対する投資家の不安を反映し、利回りはその後9月までに1.6%に押し上げられた。この国債の大量の売りを投資家は忘れないだろう。

日本政府の国債発行残高は世界の中でも最悪なのに、
金融危機がくると、世界中のお金が安全を求めて日本に殺到するというパラドクス。
その矛盾が解消される日も近いかもしれない。